先週の日曜日に中山競馬場で3歳牡馬クラシック1冠目、皐月賞が行われました。
今年の春の中山開催は8週中、7週で週末に雨が降るというという、
天候、馬場コンディションに恵まれない異例の年になりました。
中山競馬場の芝コースは内側が荒れて、最終週の開催には、
各馬が4コーナーで外を回すシーンがよくみられるようになっていました。
そんな中で迎えたメインレースの皐月賞。
スタート直後に大きなどよめき。
ワールドエースが前の馬に触れて躓き、
あわや落馬というところまでバランスを崩してしまいます。
何とか持ちこたえた福永騎手ですが、ワールドエースは後方を追走する形になりました。
そのワールドエースと同じく後方にいたのが、勝ったゴールドシップ。
3コーナーあたりで動き出した2頭。
しかし、同じ位置にいたこの2頭の選択した道は、全く対称的でした。
荒れた内を避けた馬が外に殺到する中、そのさらに外を回したワールドエース。
一方、ゴールドシップの鞍上内田博幸騎手は、
ぽっかりと空いた内をただ一頭選択します。
直線に向いたときには、この2頭の差は決定的なものでした。
内田騎手は地方競馬出身の騎手。今年大きな怪我から復帰して初のG1勝利です。
同じ地方出身の岩田騎手(3着のディープブリランテに騎乗)は
「あの騎乗は地方出身の騎手にしかできない。」
と、内田騎手の騎乗を振り返りました。
翌日の競馬ニュースなどでは、内田騎手の好判断という見出しが踊りましたが、
そのジョッキーの好騎乗に応えたのは、言うまでもなく「相棒」、ゴールドシップです。
次は2冠目、日本ダービー。
東京競馬場の長い直線、広いコース、良馬場だったらどうなるのか。
ゴールドシップの次回の走りに注目です!
ダービーに照準を合わせている実力馬も多い中、次走も激戦必至ですが、
去年の3冠馬オルフェーヴルと同じ血統(父ステイゴールド×母の父メジロマックイーン)の
ゴールドシップが3冠への道を進むことができるのか、
今からダービー当日が楽しみでなりません。


