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■滝井 礼乃アナウンサー

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「日本最古企業の家訓」(8月24日放送)

2009.09.01 Tuesday 12:00 PM

【番組紹介】 > 【 ニュースモーニングサテライト 取材後記】

創業は飛鳥時代。日本で最も古い企業「金剛組」を取材しました。寺社の建築や修復を手がけています。聖徳太子から四天王寺の建築の命を受けたのが、事業の 始まりと言われています。代々金剛家が会社を継いできました。その39代金剛利隆さんは御年85歳。今でも日本全国、金剛組が手がけている寺社の修復現場 に出かけています。
金剛組の教えとして「身の丈に合った経営をせよ」という言葉が伝えられています。しかし3年前に事業を拡大し過ぎて資金繰りが 苦しくなり、金剛組は高松建設の子会社になりました。
新しく金剛組の社長として迎えられた高松建設・副社長の小川氏は、まずコスト削減を徹底した といいます。宮大工は職人気質です。いいものを作るのなら材料費は高くても構わないという意識で仕事をしていました。その意識を変えるために、どれだけ生 産のコストがかかっているのか見えるようにしました。それが奏功して宮大工のコストに対する意識が3年間で随分と変わりました。また、約1年で、赤字だっ た最終損益を黒字に転換させました。
ただ本業は寺社の建築、修復です。果たして利益を稼ぎ出していくことのできる事業なのでしょうか?小川氏は、 「儲からない」と話します。しかし「儲けすぎないこと」が大切なことだそうです。儲かるとどうしても欲が出て、事業を拡大したり、多角化したりしがちで す。ならば、本業一筋に絞って経営すること。金剛組の家訓の通り、少しの黒字を出し続けられるような堅実な経営で、適度に利益を上げていくことが、大切だ そうです。

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