

デジタル音楽プレーヤーの国内販売台数のシェアで、先月の最終週に、ソニーのウォークマンがアップルのiPodを抜いて首位になりました。2001年に iPodが登場してから、その勢いはすさまじく、4年前のシェアはiPodが7割で、ウォークマンを大きく引き離していました。今回の逆転劇の背景には一 体何があるのでしょうか?
逆転の理由についてソニーは2年前から取り組んできた努力の成果だと分析します。まずデザインを見直しまし た。商品のラインナップやカラーバリエーションを増やしました。そうすることで「ウォークマン」を知らない若い層を新たに取り入れることに成功しました。
またソニーの得意分野である「音の良さ」にさらに磨きをかけました。音にこだわりがある消費者に、口コミで広がっていきました。
さらに、日本人 の好きな機能を盛り込んだことです。通勤通学で使う場面が多い日本人には周りの騒音が聞こえにくいノイズキャンセリング。また自分で音質を調整できる機能 などを搭載しました。
デジタル音楽プレーヤーが市場に登場してから10年近くが経ちます。そろそろ買い替えをする人も出てくる中で、消費者は冷 静に本当に必要としている機能を絞って、商品を選択してきているように見えます。
ソニーは今後、音や機能の質の高さを維持しつつ、よりデザイン 性のあるものを打ち出し、消費者へのイメージ戦略をいかに成功させるか。それが今後のソニーのシェア拡大にかかってくるのではないかと感じました。
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