番組表

アナウンサー

■森本 智子アナウンサー

|BLOG|PROFILE|PHOTO|

最新のエントリー記事

カテゴリー

スミスの本棚   『 脚本家 ・ 北川悦吏子さん  』

2012.02.03 Friday 2:06 PM

【番組紹介】 > 【WBS 取材日記】
WBS 取材日記

作家 辻仁成さんからのご指名は この方。

 

文章を書くということは、

空気を吸うように 水を飲むように 必要なことだと話す

脚本家の 北川悦吏子さん。

 

「愛していると言ってくれ」

「ロングバケーション」

「ビューティフルライフ」・・・ 恋愛ドラマの神様と言われ

                 ヒット作を連発していた北川さん。

 

仕事が最高潮に達していたその時、

北川さんは10万人に1人とされる難病と、まさに死闘を繰り広げていたのです。

 

インタビューは、そんな衝撃的な話から始まりました。

 

 

免疫障害の病気で、とにかく体中が痛くて痛くて眠れない、食べられない

痛みと不安による震え、鬱状態に悩んだことも・・・

 

想像を絶するような生活は10年にも渡り、

そのほぼ3分の1は、病室で過ごしていたそうです。

あの超ヒット作「ビューティフルライフ」も、まさに病室で

一話一話つむぎ出されていたという事実に 驚きました。

 

『 あの頃は、ホントに自分で自分を励ますために、

  あんな風な(病や障害を抱えた人が、強く生きてゆく)

  物語を書いていたんですよね。 』 (北川さん)

 

「障害者を食い物に・・」 心無い批判も。

実は、当の本人が一番傷つき、自身の想いそのものが、

あのドラマの中の印象的な台詞になっていたんですね。

 

 

そんな北川さんのお薦めの一冊は・・・

 

『 私の猫たち許してほしい 』       佐野洋子  著

 

    ( 小さくてすみません・・・  )

 

 

独特の世界観をもち、「100万回 生きたねこ」 で知られる 

佐野洋子さんが、日常を綴ったエッセイ集です。

 

北川さんは、この本への想いをこう語ります。

『 作品を好きになるということは、その出来不出来というより

  作風が好きか、その人が好きかどうか。

  私は、すごく好きな文体を見つけ、この人が好き!って思ったんです。』

 

佐野さんの心のフィルターを通すと、世界はこんな風に切り取られるんですね。

どんなに歳を重ねても、物事を真っ直ぐに素直に吸収し、

分かったふりをせずに表現する・・・ 

こちらまで 素直な気持ちにさせてくれる、そんな一冊です。

 

 

難病と闘った経験は、自分の中の財産。

そういう立場でしか知り得なかったであろう、多くのこと。

全てを強さに変えて、書く事で社会に還元していきたいと

北川さんは言います。

 

『 病院のベッドの上でも、物語を作り始めたら 

  私はどこへでも行ける。 

  書く事が私に授けてくれたこと、その恩を絶対に忘れたくはないです。 』 

 

 

これからも、私達の心を揺さぶる素敵な物語を・・・

楽しみにしています☆

 

「スミスの本棚」ホームページはこちら

http://www.tv-tokyo.co.jp/wbs/blog/smith/

 

 

ワールドビジネスサテライト 番組サイトはこちら

カレンダー

月別アーカイブ

最新ブログ情報