【Japanesque=外国人の目に異国情趣が強く感じられる純日本的な雰囲気】
先日、前々からお会いしたいと思っていた矢野TEAさんにお会いすることができました。矢野さんは英国チェルシーフラワーショーのシティーガーデン部門で最優秀ガーデン賞を受賞したガーデンデザイナー。陰陽、静寂、風といったジャパネスクの「わび・さび」を表現し、スケールの大きさを誇るライバルたちを圧倒した伝説の人。しかし実際にお会いしたら、ビールが大好き、破顔一笑という言葉がぴったりのとってもチャーミングなお人柄。こんなに楽しい人から「わび・さび」が生まれるのか!既存のイメージを裏切られる出会いは、人間としての振り幅を広げられる貴重な経験です。
またまた前置きが長くなりましたが、今回のジャパネスクは山種美術館で開かれている「桜さくらSAKURA2012~美術館でお花見!」です。
後輩の松丸から「すっごく良かったです」と薦められて訪れた展覧会。お花見には“笑い”と“お酒”が付き物だと思い込んでいた私にとって、美術館でのお花見は初体験。静寂に包まれたお花見はまさに「わび・さび」の極み!!LEDの薄明かりの下、淡いピンクの光を放つ桜の花はどれも幻想的で、時代を超えて咲き誇る日本画の桜に見入ってしまいました。
特に気に入ったのが奥村土牛の描く桜。色彩の調和に癒しを感じ、大判のプリントを購入。毎年桜の時期に部屋に飾ります!

山種美術館は、創始者である山崎種二が1966年に東京・日本橋兜町に日本画専門美術館として開館したもの。(現在は広尾にあります)種二は「絵は人柄である」という信念のもと、当時活躍していた横山大観や上村松園、まだ有名でなかった奥村土牛などと直接交流しながら作品を収集したと言います。日本画というと、ちょっと敷居が高いようなイメージがありましたが、種二の集めた「人柄」の伝わる日本画はそのイメージを程よく壊し、日本画の魅力を教えてくれました。
きっかけを作ってくれた松丸に感謝!


